【母に感謝を伝える】ランドセル リメイク

こんばんは!
今日はランドセルをリメイクして感動した話、ちょっと物語調に残してみます。(笑

母が買ってくれたランドセル

うちの二人の子供は、どちらも私の母にランドセルを買ってもらいました。
それほど裕福ではなかった母ですが、日々働いて少しずつ貯めたお金で、子供達の好きなランドセルを買ってくれました。
買ってもらった当時も、もちろん感謝してはいたのですが、なんとなく小学校入学時って
他の家も同様に、ランドセルは「おばあちゃん・おじいちゃんからのプレゼント!」であることが多くて、
うちも買ってもらった、という、当たり前のイベントのような感覚でした。

でも子供が中学生になり高校生になり、色あせて押し入れに突っ込まれたランドセルを見ていたら、このまま保管し続けてカビ生えたりして結局捨ててしまうんだろうかと思うようになりました。
そして、こんな扱いしていたら高いランドセルを思いを込めて買ってくれた母に、申し訳ないなと思うようになりました。

リメイクした小物でプレゼント計画

 

なので、今年の4月に、ランドセルのリメイク、頼んでみたんです!
結構前からやりたいなーと思いつつ、目先の生活に必死で、そのお金も作業も後回しになっていたのです。
母に小さい形ででも持っててもらいたくて、いろいろな販売サイトを巡って比較して。
あまり大きい物が残らない方がいいかなとか、実用的な物がいいかなとか、考えた結果、
通帳ケースなら使うかも!」と思い、値段もお手頃で内容が充実していたこのセットにしました。

間に合わなかった思い

半年以上待つとのことで、気長に構えていたのですが、そんな最中で、母と永遠のお別れをしました。
ランドセルリメイクを頼んでいたことなんてすっかり忘れていました。
発送メールが来たとき、「遅かった‥」と、胸がぎゅーと締め付けられました。
私、遅いんです、いつでも。子供達が小学校を卒業したのなんて、もう3年も前なのに。もっと早くリメイクを頼めばいいのに。せめて半年早ければ間に合ったのに。
1万円程度の金額なら、無理すれば工面できたのに‥

目の前からなくなってから、気が付くんじゃ遅いんです。本当に本当に自分が嫌になります。
発送メールからすぐ、超コンパクトな荷物到着。ポストに入る大きさでした。

山盛り(笑)
セット内容はこんな感じです。他にキーホルダーが数点ついてました。
正直、私はそんなに思い入れがなく、母の好きなようにしてもらったあとコードフォルダーだけ手元に残して。他のものは‥どうしよう(笑)と、思っていました。
母に使ってもらおうと思っていたお目当ての「通帳ケース」も、全てネット銀行にしてしまった私は、通帳なんてものは家にはなく‥
そんなこんなで、亡き母に届けられなかった後悔や、自分の後回し性格の不甲斐なさに嫌な感情しかなかったのですが、せめて一番無難なキーホルダーをもったいないから仕方なく持ち歩く(←)うちに、違う感情が芽生えてきました。

思い出を持ち歩く

そう、その感情は子供達がランドセルを背負っていたときのものでした。
ランドセルを買ってもらって、とても喜んでる子供を見ていた母の表情
下の子が小学校に入学して、ようやく兄妹ふたり揃った初登校の、誇らしく嬉しかった高揚感
一人で育てるのが不安でお金もなくて、余裕が全くなかったあの頃のみじめな気持ち
子供達が健康でいてくれたからお仕事ができたんだなぁという感謝
そして、上の子が卒業を控え、一緒に登校する最後の後ろ姿の嬉しくも寂しい思い。
どのシーンでも確かに亡き母はそばにいたし、ワンセットで思い出せる大切な思い出たちです。
このリメイクキーホルダーを、ふとしたとき。例えば電車に乗っているときとかに触っているといろいろな記憶を思い出すんです。

そんな思い出のカケラがとても愛おしくなって、ちゃんと使い倒すことに決めました。
パスケースは予想以上に可愛らしかったんですが、すでにApple Watchで定期を買ってる私。
必要ないので、社員証入れにしてみました。
ランドセルってすごいですよ。軽いんです。皮が。
そして長年使ってきたからか、とてもしなやか。
もっとゴワゴワしているのを想像していたのですが、手触りと軽さが予想以上でした。
通帳ケースはチケット入れやマスク入れとして活用する予定です。
会社でもコピー待ちなどの際に、社員証を見せて、「これ娘のランドセルだったの」と言うと、みんな驚くし大盛り上がりします。
息子の黒のキーホルダーは、紛失しては困る会社のセキュアIDにつけました。
そしてイニシャルのキーホルダーは、私が死ぬその日まで、宝物として大事に残しておくことにしました。

こうやって、思い出を紡ぐお仕事って、いいですね。
私も散々、「親が生きてるうちに親孝行してね」と言われてきましたが、言う立場になってしまいました。
思い出はどんどん薄れていくけど、あの頃一緒に子育てを見守ってくれていた母は確かにそこにいました。
私の計画は残念ながら、遂行できませんでしたが、母や子供と歩んできた日々を思い出す大切なアイテムになりました。
ランドセルが押し入れで眠っている方、想像以上におすすめです。
私が依頼した工房花鯨さまは、とても対応がよく、信頼して思い出を預けることができましたよ!そして非常にお手頃価格です。
他にもプランがあるので、是非のぞいてみてくださいね。

最後に‥。

ママ、子供達にランドセル買ってくれて本当に、本当に、ありがとうね。

エリカ